ゲーム収納グッズのススメ

 皆様はゲームソフトが溜まるとどのように収納していらっしゃるのでしょうか。
 今でこそ場所を取らないCD−ROMソフトが主流であり、 余程多くなければ積み重ねて管理しても支障はないと思われますが、 かつてはROMカートリッジ作品を包む為のビデオテープ大のパッケージ、 特にメガドライブでは更に大きめのハードケースが置き場に困り、 ゴロゴロ転がしていたり、押し入れに追いやったりしていたものです。
 またその一方で、ソフトさえあればゲームは楽しめるものの、 パッケージにも愛着を抱き、ケースごと管理している方も いらっしゃるでしょう。かく言う私もその一人です。

 同じように、コンシューマーゲーム業界の歴史の中で生まれた、 多種多様なゲームマシンの管理も一つの問題です。
 私はメガドライブやファミコンをはじめ、 大きく分けて5台のゲームマシンを日頃から愛用しています。 いつ遊びたくなるかわからないので、いずれかの機械を押し入れにしまっておく、 という訳にもいきません。この5台をいかに理想的に管理するか、 悩まされた方も多くいらっしゃるはずです。

 そこで、我が家のゲーム収納グッズをご紹介致します。 よろしければ、ご参考下さい。



◆ソフト&ハードの収納ラックの全容◆

我が家の場合は、このそびえ立つ2つのタワーで、 ソフトとハード、すべてを管理しております。 右側の方は得体の知れないラックのように見えるかと思いますが、 以下の項目にて詳しく解説させていただきます。



◆ゲームソフトの収納編◆

★ご案内★
文中に※印の付いたものは、別記にて商品の詳細を記してあります

ROM作品を箱付きで管理する場合と、CD-ROMに関しては、 すべて市販のビデオ・CDラックに収納しています。 左に示したのはソフトタワーの上半分にあたり、 メガドライブとジェネシス・セガCDの作品を収納しています。 上側はお客様接待用(珍品ゾーンorお気に入りパッケージモノ)で、 市販の8ミリテープ収納用のラック(※1)です。 下側は次点の珍品orお気に入りゾーンと洋ゲーゾーンで、 CD120枚収納用のラック(※2)を使っています。
ソフトタワー下半分は、ずばり、My家宝のメガCD全タイトルゾーン。 非売品ソフトを含めると約120タイトル弱ありますが、 だからと言って、120枚収納のラックでは入りきりません。 2枚組ソフトは2.5枚分の厚さで考えなければならないからです。 多めのCD160枚収納ラック(※3)を購入し、 空きスペースは図のようにルナ2と慶応遊撃隊を正面に向けることで解消。 すっきり収まっています。余談ですが、 最初の内は帯はあったりなかったりでバラバラだったのですが、 いざ並んだ状態を見ると美的にもやはり揃えたくなってしまい、 その後、狂ったように買い揃えた、という逸話があります。 尚、写真左下にちょこんと置いてあるのは、 プラスチック系の市販ラック(※4)でごまかされている サターン&ドリキャスゾーンです。愛がないわけはなく、 単にソフトをあまり持っていないからです。すみません。
さらに別モノ扱いをくらっている不遇なスーパー32Xゾーン。 つい最近まで、タワー内部の一段を占拠していましたが、 洋ゲーの台頭により居心地が悪くなり、この度独立を宣言。 ビデオ15本収納ラック(※5)で全18本を収納。 この1ケースだけで全作品が収まってしまうのも何だか悲しい気もしますが、 某スーパーグ◎フィックスには勝ったと思い、涙を呑むしかなさそう。
ここまでパッケージ込みでの管理についてをご案内して参りましたが、 所有ソフトすべてをこの方法でまかなうのはさすがに無理ですので、 最後にソフトのみの取扱いについてご紹介致します。 幸運なことに、メガドラやファミコンのカートリッジは、 オーディオテープとほぼ同じ大きさなので、外パッケージは 押し入れなどに別保管するとして、ソフトのみなら市販の カセット45本収納のキャビネット(※6)でバッチリです。 ほとんどの方はこのように管理されているようですね。 尚、このキャビネットはハードタワー内に格納しています。
※1 オーディオテクニカ製。詳細は忘れました。実売2,500円程度。
8ミリテープ・オーディテープ共に80本収納。ガラス窓付き
※2 オーディオテクニカ製。規番 AT-CB12。定価6,000円。実売3,500円程度。
CD120枚・ビデオテープ30本収納。ガラス窓付き
※3 オーディオテクニカ製。規番 AT-CB16。定価15,000円。実売8,000円程度。
CD160枚・ビデオテープ48本収納。ガラス前方開閉可
※4 KEEP(コシノ商会)製。規番 CDB-15。実売400円程度。
CD15枚収納。プラスチック仕様
※5 TEAC(テイアック)製。規番 VS-H15-B。実売2,000円程度。
ビデオテープ15本収納。ガラス窓付き
※6 IPNES(伊藤忠ポリマー)製。規番 MPK-45。実売1,000円程度。
オーディオテープ45本収納。15本×引出し3個



◆ゲームハードの収納編◆

メガドライブ・セガサターン・ドリームキャスト・ファミコン・スーパーファミコン、 以上5台ものハードを置けるラックなぞ、おそらく存在しません。 こうなったら自分で作るしかありません。気合いを入れて作りましょう。 かと言って、昔から図工の苦手な私は、ノコギリ&トンカチで 木製ラックを作れる自信はありません。そんな絶望に満ちた私に 光明を見出させた代物こそが、無印良品 (別項にて詳細記載)プレゼンツの紙管ラックです。 左の写真の1枚のボードと1本の紙管、 この組み合わせでラックが作れるのです。タバコは参考まで。
黒いジョイントと呼ばれる結合部品8個で、12本の紙管を繋いだ図です。 この上(天面)下(内部)にボード2枚を置けば、とりあえずこれだけでも 2段のテーブル代わりになります。下に別売りのキャスターをつけてもいいですね。 この要領で幾つも紙管を繋げていくと、あのようなタワーが完成します。 しかも、10種類にも及ぶ様々なサイズの紙管とボードが用意されているので、 自分の用途に合ったオリジナルラックが作れるのです。 所詮、紙製ということなかれ。意外に頑丈なのです。タバコは参考まで。
完成したラックの一番上の段を占拠するのは当然メガドライブです。 写真のように、メガドラ・メガCD・32X・メガCDカラオケと、 幅・高さ共に最大となる装備になっても、充分余裕のスペースです。 メガキーを挿したり、ソニック&ナックルズでカートリッジを重ねたりして、 高さが足りなくなっても、一番上のボードを外せば延長可能です。ナイスアイデア。 実のところ、ただ単に一番お気に入りだから一番上に奉っただけだったのですが。
2段目はセガサターンです。こうやって改めて見ると、 本体色とワイヤレスパッドの色が一致していないのが非常に気になります。 また、奥の横にあるのは電車でGOのコントローラーです。 3段目はセガ最新作のドリームキャスト。 大きく、形状的にも管理しにくいコントローラーも、 横にスペースがあるおかげで楽に置くことができます。 また、本体右側にある通気口を塞ぐこともなく、快適に冷却することが可能です。
4段目はかなりごちゃごちゃした任天モノゾーン。 左側はNEWファミコン+ディスクシステム、右側はスーパーファミコンJr.。 スーファミは、Jr.ではなく従来品だと幅が足りなくなるかもしれません。 とりあえず私の構成ではすっきり収まってくれて一安心。 高さ的にあまり余裕はありませんが、ソフトの挿し替えに特に支障はありません。 問題と言えば、同じ任天モノでケーブルを共有している関係で、 その差し替えの時に窮屈で面倒ということでしょうか。でも慣れれば平気です。
最後に一番下の棚は、各種周辺機器を保管する用途として、 とりあえず空きゾーンで考えて用意していました。 しかし、なんと衝撃の事実が。ソフトタワー編の一番最後で紹介した、 カセットキャビネット(上記※6参照)が寸法的にドンピシャで収まってしまうのです。 予想外の出来事に、これには驚く他ありませんでした。 引出し3個×3段で、135本の裸ソフトを管理でき、さらにその上に ドリキャスのキーボードなど、ちょっとした物を置けるスペースも残っています。 また、各ハードの電源アダプタをタワーの後ろにまとめてあり、 延長ケーブルを下から回しています。コードの絡みもなく、すっきりしていますね。
★無印良品製 紙管ラック パーツ一覧★
他にも引出式ダンボールボックスなど、
様々なオプションが用意されています。
詳しくは、お近くの 無印良品店にて ご確認下さい。
ボードA 34cm×34cm ¥350
ボードB 34cm×40cm ¥450
ボードC 40cm×40cm ¥550
ボードD 34cm×44cm ¥550
ボードE 34cm×23.8cm ¥320
紙管1 30cm ¥40
紙管2 36cm ¥50
紙管3 40cm ¥60
紙管4 19.8cm ¥30
紙管5 14.8cm ¥25
結合部品 ジョイントL型 ¥45
結合部品 ジョイントT型 ¥55
部品 キャップ ¥15
部品 キャスター ¥200
※尚、我が家のラックのパーツは以下の通りです。
 (幅 400mm × 奥行 340mm × 高さ 130mm)

 ・ボードB(40cm×34cm) × 6枚 = 2,700円
 ・紙管1(30cm) × 16本 = 640円
 ・紙管2(36cm) × 12本 = 600円
 ・紙管3(40cm) × 4本 = 240円
 ・紙管4(20cm) × 12本 = 360円
 ・ジョイントL型 × 24個 = 1,080円
 ・キャップ × 4個 = 60円
 ・キャスター × 4個 = 800円

 ◎合計 6,480円




◆おまけ:ゲーム環境編◆

★ご案内★
文中に※印の付いたものは、別記にて商品の詳細を記してあります

5台もゲーム機を持っていても、テレビに繋げるのは1系統まで。 遊ぶ度にいちいち端子を付けたり外したりしていては、端子が劣化していまいます。 そこで活躍するのがいわゆる AVセレクター(※7)。この1台に繋いでおけば、 スイッチ操作だけで簡単に接続ハードを選べるスグレモノ。家庭に1台、ぜひどうぞ。 ソニー製なのがナンですが、小さくてデザインも良いのでOKとしましょう。 そのセレクタの下に隠れているのが、 アップスキャンコンバータ(※8)。 何を隠そう、現在(99年2月27日)、我が家のテレビは故障しており、 パソコンのモニタに出力して遊んでいるのです。その為に必要なお助けマシンです。
実際にMD版ソニックで出力してみるとこうなります。 メーカー側では、液晶モニタでの動作保証はしていませんが、 特に問題なく映りますので、私にとっては大助かり。 ただ、液晶だけにやはり幾分は動画が流れてしまいますので、 私のように非常事態ならともかく、無理にアップスキャンしてまで 遊ぶ必要はないと思いますし、必ずしも液晶OKとも言い切れませんので、 もし皆様の中でご購入を検討されている方がいらっしゃったら、くれぐれも慎重に・・・。
※7 ソニー製。規番 SB-V40。定価4,000円。実売3,400円程度。
入力4系統,出力1系統(音声のみ2系統)
※8 電波新聞社製。規番 XRGB-2。定価27,800円。実売22,000円程度。
入力:映像1系統,S映像1系統,21ピンRGB1系統,音声1系統


Copyright (C)MD-HP.com